顔と身体の骨格を整える整体サロン[ 広尾駅3番出口 徒歩3分 ]

投稿日:

【失敗談】開業して3年間のもったいない勉強

今回は学びがある記事ではありません。開業して3年目の僕が経験している失敗を曝け出し、失敗を学びにするために書いています。またこの先、開業しようとしている方の何かの参考になれば幸いです。

結論から言います「技術を求めて受けるセミナー代は、血肉には殆どならない!

がむしゃらな1年目と学びを求める2年目

3年前、恩師の元から独立させて頂いて最初の1年は気合いや勢いで毎日施術させて頂きました。技術や知識云々よりもがむしゃらな想いだけで日々過ごしていました。あっという間に1年が経ちました。

2年目を迎えると勉強できる時間が少しでき、知識を求め様々な分野の本を読み始めました。また少しでもお客さんに変化や成長を体験して頂きたく技術を求めるようになりました。

技術を求めるあまり沼にハマる

お客さんのために少しでも効果のある手技を求めるようになり、2年目からは外部のセミナーを受けるよになりました。セミナーは単発、1年を通して学ぶものなど様々受けていきました。

気が付けば1年間でセミナー代は、100万を超えていました。それでも受けている最中は自分への投資であり、お客さんのためと大義名分を謳って受けていました。

井の中の蛙で時間とお金は消えていく

技術を習っている間は効果を感じ、先生に質問することができることで安心感があります。しかし習った技術をモノにするまでに至らず、新たな問題に直面することで新たな技術を求めていきました。

これは完全に井の中の蛙です。習った先生や技術は素晴らしいのに、使いこなせない自分に気が付かない状態…。また新しい技術を求めて、時間とお金を費やしていきます。

近くに居て目を覚まさせてくれる人

セミナーの間はお客さんを施術することはできません。お客さんのためだと勘違いして、予約をお断りしたこともありました。大事なことに気づかない状態まで周りが見えていませんでした。

また100万円のセミナー代を払っても、僕はまだ追加のセミナーを探していました。周りが見えなくなっている時に声をかけてくれたのは、師匠とお店を守ってくれていたスタッフでした。

ふたりが僕の技術や知識に対する不安を聞いてくださいました。そして本当に守りたいお客さんとお店の存在を、改めて気が付かせて下さいました。気がついた時、自身の情けなさに涙しました。

失敗を乗り越える経験

気が付かせてくださったことで、今までのことを振り返りました。僕はセミナーにかけた時間とお金に見合った技術は得ていません。学んでも消化しきれず、更に学ぶことを繰り返しただけです。

セミナーに行くなとは思いません。お客さんのために知識と技術を磨くことは当たり前です。学びに行くのなら行っている間のお客さん、スタッフさんのことを必ず思っていくべきです。

僕は思いや時間、お金も費やしていることに気が付かず進んでいました。僕は失敗しました。開業する方には、同じ失敗はしてほしくありません。セミナー失敗談はこんな感じです。続きはいつか!

「お知らせ」の他の記事

キーワードで探す