顔と身体の骨格を整える整体サロン[ 広尾駅3番出口 徒歩3分 ]

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【#59】SMASの崩れは顔が弛んで大顔になる。

身体のメニューでご予約頂いている方でも、顔の状態を教えて頂ける機会はとても多いです。お顔の状態も含めて身体、コンディションという意識が高まってきているのだと捉えています。

いつの時代も悩みが尽きないお顔についての理解や、大顔の原因まで深く掘り下げた内容でお送りさせて頂きます☆

顔の筋肉ってなに?

身体の筋肉は骨と繋がっています。、筋肉が伸びたり縮んだりすることでその動きが伝わり、の間にある関節がスムーズに動きます。

一方、顔の筋肉は骨から表面の皮膚についている筋肉です。顔には表情があり、表情筋と呼ばれています。関節を動かすのではなく、皮膚を動かして表情をつくる筋肉になります。

なので表情筋=顔は動きが出やすい分、弛み(たるみ)が出やすくなります。表情筋の動きを理解するために、筋肉を少し掘り下げて解説していきます。

筋肉を守る筋膜

全身の筋肉は筋膜という繊維で覆われています。筋膜は隣り合う筋肉同士で摩擦が起きないように、筋肉を包んで保護する役割があります。顔の表情筋も同様に筋膜で包まれています。

さらに筋膜は、各部位によって全身でつながり合っていると考えられています。実際に筋膜の繋がりを使った治療法や美容法は沢山の実例があります。

今回は筋膜の繋がりを使って、顔を理解し綺麗になっていく内容でお届けします☆

顔をパキッと引き締める!

顔の筋膜はおでこから、ぶら下がるようにして存在しています。そして顎下の首に繋がっています。つまり顔は「おでこ」と「首」の筋膜の間に存在し、縦の関係性が強い部分になります。

上から順番に並べると「おでこの筋膜」→「表情筋膜」→「首の筋膜」になります。順番に並べた3つの筋膜の繋がりをSMAS(スマス)と言います。

SMAS(スマス)

美容整形業界でも使われている言葉になります。「酒井形成外科さんのフェイスリフトの理解

SMASの繋がりは、顔の弛みを無くすために重要な縦の関係性です。SMASを利用して、おでこの筋膜と首の筋膜で上下に引っ張りあい、パキッと顔を引き締めることが必要になります!

身体の重心が「顔を引き締める」

顔を引き締めるために、表情筋を身体まで繋げてみていきましょう。

表情筋はおでこの筋膜から、頭のてっぺんを通り背中側にいきます。背中から腰、腿裏、足裏まで繋がり爪先(つまさき)まで繋がっていきます。繋がりから考えると…

爪先重心になることで、身体の後ろからおでこを引き上げる機能が働きます。身体を上手く使って、爪先からおでこを引き上げて、繋がっている表情筋を引き締めていくのが理想です☆

姿勢が顔を弛ませる

反対に背中が丸まったり、後ろ重心になると、爪先からおでこの機能が働きません。おでこの筋膜が表情筋膜を引っ張ることができずに、顔全体が弛みます。

爪先からのスイッチが入らないことで、縦の関係性は崩れます。表情筋をおでこと首で、上下に引っ張り合うことができなくなるのです。当然顔は落ちて、縦ではなく横に伸びていきます…。

俗に言う大顔やシワが増える状態ですね。中には、口の中を噛みやすくなる方もいます(T . T)

多くの日本人は「後ろ重心」で顔が大きい

顔を引き締めるためにSMASの関係性と、おでこから爪先までの繋がりを合わせて考えてみましょう。スイッチを入れるために先ずは、爪先重心に変えていく必要があるということです。

ですが…多くの日本人は、後ろ重心で立っている、動いている傾向にあります。私見になりますが、身体のバランスを後ろで取られる方が日本人の8割です。

縦に伸びることができず、下に潰れているような姿勢を取る方が多いので、顔に対するお悩みは「顔が平たい!」「エラが張る!」「頭が張る!」になってきます( ; ; )

身体と繋がっている以上、顔のお悩みを顔だけで改善するのすごく難しいです。反対に、身体も含めてお顔を改善しようと考えられる方は綺麗になっていくのが目に見えて分かります!

まとめ

顔を引き締めるためにはSMAS(スマス)を縦にピンと張る状態が理想です。

SMASとは「おでこの筋膜・表情の筋膜・首の筋膜」の縦の繋がりである。

SMASを張るためには、爪先重心で立てる、動けることが必要になってきます。

顔を綺麗に引き締めるためには、爪先重心に身体を造っていくことが必要です。

今回は顔の構造から、すぐ近くにあるSMASの関係性、そして身体へと深く掘り下げてお話しさせて戴きました。 難しい言葉もあった中、最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回のブログではSMASについて、 もう少し掘り下げて行きセルフケアもご紹介させて頂ます。 併せてご覧頂けましたら幸いです。 よろしくお願いします!

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