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【つぶやき1】寝返り理論

つぶやきのブログでは明確な答えを出すのではなく、今考えていることや思ったことを書きます。整体師の思考や身体のことも絡めながら、つぶやきますのでご興味があればご覧ください。

寝返り理論は「問題発見方法」

タイトルの「寝返り理論」は糸井重里さんの著書インターネット的を読んで、共感したことをつぶやくことにしました。

結論から言うと「問題発見」から改善や新しいアイデアを試して、進もうというお話です。寝返り理論は「問題発見方法」であり、糸井さんが仕事において大事にしている理論です。

寝返りを打つのは「無意識に感じる不快感」

眠っている間でも身体はダメージを避ける

人は眠っている間、何回もに寝返りを打っています。意識的ではなく、無意識にベットの中で身体の向きや首の位置を細かく変えています。ずっと同じ姿勢で眠ることで床に接している面の血流が滞ることが起きます。

寝たきりの方に起こる「床ずれ」をご存知でしょうか?血流が滞ることで、皮膚が赤くなります。そのまま放置すると皮膚が剥けてしまうのです。私たちは身体にダメージを受けないように、睡眠時でも無意識に体勢を変えています。

不快感に反応している

無意識に体勢を変える理由は身体を守るための反応です。睡眠時以外でも、長時間座ってテレビを見ていると体勢を少しずつ調節して身体を動かしています。この反応は不快感を抱いたことが始まりです。自身の体制や気持ちに不快感が湧いて、行動しています。

日常にある不快感

人は身を守ることに対して抱く不快感の察知は鋭く、反応のおかげでサバイバルを生き残ることができたのだと考えます。不快感はたまたま乗った電車やバスなどでも自然と感じて、車両を移動することがあります。何か良くないことが今の場所にあると感じているのです。

不快の解消は問題発見に繋がる

不快である血流の滞りを解消するように、身体の向きを変えます。このイメージは「問題発見」に繋がってきます。ある固定化された考え方を続けていくと、どこかで滞り、やがて床ずれが起こります…。

始まりのサインは、不快感からです。僕の場合はお客さんとの距離感や身体に対する考え方、今の手技などが含まれてきます。

不快感は選択肢をいくつもくれる

不快感のサインが出てきたら、答えを出すためにいくつもの選択肢から行動していけます。もし問題の発見ができなかったら、不快感を味わったまま過ごしていくことになります…。

仕事だけでなくプライベートにも「寝返り理論」を出発点にしていくことができます。誰もがそのままに満足はできず、少しずつ不快感を感じてきます。その度に選択して行動することができます。

僕も問題発見は常に敏感でありたいと考えています。寝返り理論も一つに指標になりますね☆

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